睡眠薬といえば文字通り眠りを誘発するお薬ですが、実際にどんな成分や効果で眠りを誘発しているのか皆さん考えたことはありますか?睡眠薬のことをもっと知ってみましょう。

睡眠薬のことどこまで知ってる?

睡眠薬の副作用と安全性

睡眠薬は不眠症などを抱えた人が処方される医薬品として非常に重要なものとなっています。
ですが古くからフィクションなどで利用されることも多いため、そこにはさまざまな誤解があるということも忘れてはいけません。
特に睡眠薬で命を落とすことがあるということで、市販の睡眠薬にも同様の副作用があるだろうというような思い込みは広くあります。
しかし実際のところ、現在使用されている睡眠薬の多くは用法用量さえ守ればある程度安全なものなのです。
そもそもよく見られる「睡眠薬で自殺をする」というような言葉は、現実的に考えてかなり困難です。
確かに医局で処方されるバルビツール酸系の薬であれば大量服用によって呼吸器の停止などを招くことがありますが、一般的に市販されているベンゾジアゼピン系睡眠導入剤と呼ばれるような薬を100錠一度に飲んでも命を落とすことはほとんどありません。
そしてバルビツール酸系の薬に関しても非常に強く管理がされていますし、現在処方される物の多くは死亡リスクの低いベンゾジアゼピン系に切り替わっています。
ただしかし、だからといって睡眠薬は絶対に安全だというような思い込みをして良いというわけでもありません。
死亡リスクはかなり低いとはいえ、依存性がかなり強いことや肝臓への負担がかかること、脳に作用をするため体質などによっては抑うつ症状が出るようになることなど副作用は多くあります。
そうした副作用を知らないままに服用を続けるということは良いことではありませんし、処方の際にしっかりとした説明をしてくれない医師の診察を受けるということも避けるべきです。
「睡眠薬は絶対に危険だ」というようにはならないものの、副作用があるということは考えておき、安全に服用できるようにしっかり知識を蓄えることが必要なのです。